間違えたとき
よく浮かれてる時や時間が無い時にミスをするのですが、
ミスをして迷惑をかけてしまった時、相手の反応が気になります。
そんな、お前ミスした立場で何言ってんだって感じですが、逆に自分が迷惑をかけられた時こう対応しようかな、と考えるきっかけになります。
例えば。
Aに頼まれて、ジャガイモと玉ねぎとにんじんと牛肉を買いに行った私。
間違えて牛肉ではなく豚肉を買ってしまいました。しかもひき肉。
なんとカレーを作るつもりだったらしい。
A「私ちゃんが悪いわけじゃないよ!!私もカレーを作るって言っておけばよかったし!そもそも自分で買いに行かなかったわけだし!ごめんね!」
へこみますよね……。
いっそ責めてくれよ……。
まず、間違えた時点で私のミスである事は確実。
そこを認めて欲しい。
でないとひたすら私は「私のせいで」を繰り返すはめになる。言葉でも頭でも。
そしてAさんが自身を責め始めたら私はそちらも否定しなくてはなくなる。「Aさんはなにも悪くないじゃないですか!私が悪いだけです!」を言い続ける地獄。
例えば、「あちゃー!いや、でもレシートあるし取替えてもらえるんじゃない?」
なんて言ってもらえれば、「ごめんなさい」と謝ることもでき、それを「許してもらい」、「解決策を一緒に考えて」もらえる。
A「いいよ!大丈夫!カレーは今度にして今日はハンバーグにするから、気にしないで」
も、一瞬解決策っぽいけれど、『私のミスでAさんに迷惑をかけた』感がじわじわ強まって借りを作ったどころじゃない。
相手のミスに対して、「落ち込むだろうから責めてはいけない」という気持ちは大事。でも「ミスしたことに共感して認めてあげること」も大事。
相手が挽回するチャンスを作ってあげる。
…………なんて、ミスばかりしてる私が言える話じゃないんだけども。
もし誰かがミスしてしまった時には、相手の「迷惑をかけてしまった……」という気持ちを否定せず、大事に受け取って、改善策を一緒に考えたいものだ。
情は人の
情けは人の為ならず、
昔の人はなんて的確な言葉を考えるんだろうか。
職場でミスをしてしまった。
明らかに私の過失。
私自身で上司に謝り、代案を立てて……というつもりだったのだが、先輩がどうにかならないか、とフォローに回ってくれていた。私には技術のない部分で、何時間も手がないか尽くしてくれた。
怒られるのを覚悟で、上司に説明し謝罪すると、
「してしまったことは仕方ない。今からどうするか考えなくては」
と、私が思いつかなかった代案を立ててくれた。
しかも、私が迷惑をかけた相手方に頭を下げなくていい方法で。
「先輩方にもいろいろやってもらって迷惑かけてしまったんです」
と言うと、上司から
「あなただって、困っていたら助けるでしょ?」
と言われた。罪悪感から、一気に感謝の気持ちに変わる。
ここは。
「迷惑かけてごめんなさい」
ではなく、
「助けていただいてありがとうございます」
なのだろう。
情けは人の為ならず。
今まで特に見返りを求めて誰かを助けるという意識はなかったが、(ものすごく厚かましい考えなので人前でいうものではないが)今回助けてもらった時、自分の今までの行いが正しかったのだと安堵した。
今回助けてもらった嬉しさ、優しさを忘れず。
これから何のためらいもなく人を助けられるような人間でいたい。
ミスは結局取り消すことは出来なかったが、
先輩や上司の優しさに触れ、感慨深く思った1日であった。
他人に怒られる
前々から思ってたけど、赤の他人に怒られるのがものすごく怖い。
というか、凹む。
当たり前な気もするけれど、結構ダメージデカくて、色んなことに一気に不安になる。
知人に怒られるならまだいいんです。弁解だってできるし、「わー!ごめんなさいー!!」って謝ることだって出来るじゃないですか。
これが二度と会わないかもしれない他人となると別。
「相手を怒らせてしまった」
「不快な気持ちにさせてしまった」
「私のことをずっと恨んでいるかもしれない」
「『こんなやつがいた』って言って回るかもしれない」
その、いつまで続くか分からない、私に向けられた『苛立ち』『恨み』『腹立たしさ』というマイナスの感情が怖いんだと思う。
「どうせもう会わないんだから気にしなくていいじゃん」
って考えができればいいんだけど。
「そんなことで怒る相手も心狭い!!」
って逆ギレできればいいんだけど。
例えば 自転車のライトをつけず走っていて怒られたり
一方通行の道を間違えて入って怒られたり
ゴミの出し方を間違えて怒られたり
駐輪してはいけない所に知らずに停めてしまい怒られたり
自分に非がある、けれど悪意はない。
そういう時に怒られると本当に泣きそうになる。
悪意がない、
なんてことは初めて会った他人にわかるわけもない。
結局悪いのは自分なのだ。
だから極力怒られないよう、知らずにルールを侵さないよう気をつけてはいるのだが……ちょくちょく失敗してしまう。
怒られるのは怖い。
責められるのも怖い。
特に知らない相手から。
ところで、怒られる~ってやたら打っていたら『怒り』が観たくなってきた。来週ですね!一人で行くか、誰か誘うか悩み中……!
綾野剛どきどき……
追記
どうでもいいけど、赤の他人に対して注意や指摘ではなく怒る(怒りをぶつける)人は30代~50代女性が多いように思う。たまたま私がそうした人に会っただけかもしれないが。
もし自分がなにか相手に迷惑をかけられた時は、よほどの損害がない限り、やんわり教えるか流すかしようと思う。